1月のA株市場は新規公開株式の購入や投機的取引で盛り上がっている。新規株式の発行価格ヒアリングの段階において、公募・私募ファンド、証券会社、保険会社、信託会社は皆こぞって、大金を惜しむことなく購入申請を行い、抽選に当たることを望んでいる。新株上場後、一部の機関や遊休資産、個人投資家の間で人気を集め、多くの新株で引け間際のストップ高や連続ストップ高が発生している。30日付中国証券報が伝えた。
業界関係者は「この度の新株発行制度改革は『三高』(高い発行価格、高い株価収益率、高い募集価格)を規制することに力を入れているだけでなく、新規上場株式の投機的取引の抑制に向けた最も厳しい処置でもある。しかし、新規上場株式の動きは依然として、市場の理性に欠けた行動を反映している。新規株式に対する投機的な衝動は抑えることが難しく、行き過ぎた行動を是正するための適切な制度の重要性は明らかである。長期的な視野に立って見た場合、新規株式の発行が引き続き増加し、市場が飽和状態になれば、投機熱は徐々に冷める可能性がある。(編集担当:陳建民)
「中国証券報」より 2014年1月30日