ゴールドマン・サックスの報告書は、日本が社会保障の赤字、財政再建を解決したいなら、安定かつ持続可能な経済成長を基調にすべきだと指摘。しかもこれらの問題は、長期的に存在する高齢化、産業の空洞化、革新力の欠如など構造的問題と密接に関係しており、政府がこれらの面で大きな行動を取るのはかなり難しい。
世界第3位の経済大国である日本の経済構造改革が失敗すれば、世界経済にとって大きなリスクとなる。アベノミクスの3本目の矢は発表以来、疑問の声がある。日本政府は今年6月に新たな成長戦略をまとめる方針だが、消費税率引き上げにともなう景気低迷を受け、アベノミクスは今年下半期、大きな試練に直面するだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年2月11日