天津自由貿易区が上半期に承認される見込みが高まっている。そして、同自由貿易区の開放度が予想より拡大すると見られている。
まず、開放するエリアがこれまでの市場の予想を上回ることになる。東疆保税港区に限らず、浜海新区と港湾部全体が開放エリアとなる。さらには、投資とサービス貿易の利便化を図るため、金融と行政審査の面で同自由貿易区への権力移譲が一層強化される。
天津市人民政府は、「投資とサービス貿易利便化関連の総合改革・革新を極力推進すること」ことを2014年の最重要課題の1つに据えている。総合的に見ると、天津自由貿易区の開放度が予想を上回る見込みだ。
「中国証券報」より 2014年2月12日