中国自動車工業協会(中汽協)は13日、「国内合弁完成車メーカーにおける外資出資比率上限の撤廃には同意できない」と表明し、中国完成車生産分野への外資参入基準の緩和に反対する姿勢を示した。
中国商務部はこの前、自動車分野の外資参入基準を一層緩和する方針を打ち出した。専門家は、「業界の反対で完成車生産関連の緩和措置がなくなれば、独BMWiシリーズ新エネルギー車の中国市場進出のコストが増大し、米電気自動車(EV)メーカーのテスラ・モーターズの中国市場開拓もより困難になる」と指摘する。
「中国証券報」より 2014年2月14日