中国商務部の沈丹陽報道官は24日、経済・貿易問題についてメディアの取材に応えた際、「商務部は2014年の貿易動向に対し、全般的に慎重ながらも楽観している。春節(旧正月)などの季節要因を受け、第1四半期の輸出額の変動が大きくなる可能性がある。2月に、1月の急上昇傾向を修正する動きが現れる可能性は否定できない」と述べた。25日付中国証券報が伝えた。
1月の中国の貿易額は前年同じ時期と比べて、人民元建てで7.3%増、米ドル建てで10.3%増だった。沈報道官は「この2つの伸び幅は中国の貿易が幸先の良いスタートを切ったことを反映している。2つの伸び幅に開きがあるのは、同月の人民元対米ドルレートが前年同期に比べ2.9%上昇したためである」と沈報道官が説明した。