全国政治協商会議委員である上海証券取引所の桂敏傑理事長は3日、中国証券報のインタビューに応じ、「上海証券取引所は多様なブルーチップ株を中心とした市場であり、取引所はブルーチップ株の人気を高めることに絶えず取り組んできた。株式の取引約定日の当日に決済を行う『T+0』取引制度を再導入することに力を入れている」と述べた。4日付中国証券報が伝えた。
桂理事長はまた、T+0取引制度の再導入にあたって、技術的な問題はないとした上で、「私個人としては、当然のことながら賛成している。取引所は効率向上とコスト削減を追求しているが、市場には懸念する声もある。T+0取引制度の再導入に関する問題に回答する機会を近日中に設ける」ことを明らかにした。
「中国証券報」より 2014年3月4日