中日韓自由貿易区の設立により、15億の人口と15兆ドルのGDPを擁する市場が形成される。3カ国の経済・貿易関係は、すでに日増しに緊密になっている。3カ国の2012年のGDPは計14兆3000億ドルに達し、世界の20%、アジアの70%を占めた。3カ国の輸出入額は、世界の35%を占める5兆4000億ドルに達した。しかし3カ国の貿易収支には、深刻な不均衡と貿易の壁が存在する。各国の貿易赤字に対する注目度も、3カ国の交渉の進展を左右する。
中日韓は他に、政治面でも相互信頼関係を強化する必要がある。日韓両国は中日韓自由貿易区に対して、複雑な心境を見せている。これらの要素は、交渉の進展に影響を及ぼすだろう。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年3月4日