北京ダック老舗の全聚徳は10日、2013年度決算を発表した。これで、A株市場上場の飲食業企業3社の2013年度決算がそろった。
鳥インフルエンザA(H7N9)、中央政府の腐敗退治のための「8項目規定」の実施による影響で、全聚徳の2013年の純利益が前年同期比で27.62%減少し、中国飲食業界全体の業績不振の状況を反映した。
2013年、中国飲食・旅行業界の業績低下傾向が目立った。しかし、飲食業界を取り巻く社会環境の変化と政策の後押しを背景に、飲食・旅行業上場企業のモデルチェンジがペースアップしている。マイナス要因による影響が徐々に弱まるにつれ、中国飲食・旅行業界は2014年に上向きになる可能性があると見られる。
「中国証券報」より 2014年3月11日