2月下旬以降、需給アンバランスの影響により、ガラス先物主要品種である1405契約の受け渡し価格が低下し続けている。先物価格の下落に伴い、現物市場も値下げラッシュを迎えている。13日付中国証券報が伝えた。
アナリストは、「ガラスの供給が増加する一方で、末端の需要の回復が予想を下回っており、メーカーの在庫消化も遅れていることが現物市場の値下げラッシュの発生につながった。産業チェーンに悪材料が引き続き存在していることを背景に、ガラス先物価格の低迷が当面続くだろう」と指摘する。
「中国証券報」より 2014年3月13日