米調査会社・ニールセンの中国顧客サービス担当者の周凌卿氏はこのほど、「中国の乳幼児用粉ミルク市場は、今後数年の年平均成長率が約14%に達し、2014―2016年に市場規模が1000億元に拡大する」と予想した。
中国の乳幼児用粉ミルク消費は過去12年に渡り増加傾向を維持しており、そのうちマタニティ・ベビー専門店とネット通販の販売が占める比率が急上昇している。ニールセンの統計データによると、中国国内の乳幼児用粉ミルク市場の販売額は2013年に約600億元に達し、そのうちマタニティ・ベビー用品店が42%、スーパーが36%、ネット通販が22%を占めた。
「中国証券報」より 2014年3月19日