人民元は2014年に入ってから急速な下落を見せている。年初からの人民元下落は、2013年、特に同年第4四半期の急速な人民元高の反動であるとの見方がある。24日付中国証券報が伝えた。
一方で、今回の人民元安は上半期の中国不動産市場の不確定性の拡大や、中国経済減速の観測が強まっていることと関連しているという見方もある。
華融証券のアナリストは、「2014年第1―3四半期に、人民元相場は安定的に推移し、第4四半期に再び上昇軌道に乗るだろう」と予想している。
「中国証券報」より 2014年3月24日