中国政府ネットが24日に伝えたところによると、先般発表された『国務院の企業買・収合併を取り巻く市場環境の一層の改善に関する意見』で、中国政府は一部審査事項の撤廃・下級機関への審査権の委譲、審査手続きの簡素化、審査プロセスの合理化などを進め、許認可制度改革の加速化を推進する方針であることが提起された。
ここ数年、中国企業の買収・合併(M&A)がペースアップしている。しかし、企業の買収・合併においては、審査事項が多く、融資が難しく、サポート体制が不十分であること、地区・所有制にまたがる買収・合併が困難であることなどと言った問題が依然存在している。これら問題の解決に向け、『意見』では企業の買収・合併を取り巻く市場環境の改善の目標として、体制・メカニズムが一層健全化し、政策環境が一層合理化し、企業の買収合併で新たな成果を挙げることが提起された。
「中国証券報」より 2014年3月25日