権益維持のため攻めに出る
「我々が攻めに出なければ、米国はこうした調査を発動するコストがかからない。我々の企業や政府部門は積極的に対応し攻めに出れば、米国はこうした調査を発動するのにかなりのコストがかかる」と商務部研究院世界経済研究所の王立氏は指摘する。積極的な態度は自らの損失を減らせるだけでなく、米国側の行動を慎重にすることができる。
商務部の鐘山副部長は、「中国と欧州は昨年、協議を通じて太陽光発電などの貿易摩擦の解決に成功した。協議を通じて貿易摩擦を解決することはまったく可能で、効果的でもある。日増しに増える貿易摩擦に対して、我々は平常心で対応する必要がある」と語る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年1月1日