国境地帯の開放の加速に関するシンポジウム、中国国境開放振興会(仮)の会議が、3月30日に北京で開かれた。今回の会議は、中国国際貿易学会、対外経済貿易大学が共催した。
中国共産党第十八次全国代表大会は、内陸の国境地帯の開放を拡大し、開放型経済水準を全面的に高めると指摘した。「国務院の国境地帯開発・開放の加速に関する若干の意見」の精神に基づき、同会議は「国境地帯開放・発展の加速」という主旨を巡り積極的に議論を掘り下げた。中国外交部元部長の李肇星氏、中国共産党中央政策研究室経済局局長の李連仲氏、中国商務部ユーラシア司長の凌激氏、中国商務部政策研究室副主任の呉頻氏などの指導者が、同会議で発言を行った。同会議は検討の結果、 中国国境開放振興会(仮)を設立することで合意に至った。
同振興会は国境地帯の国家経済・貿易交流への協力を促し、両国政府の交流を導く。両国の社会・文化交流を促し、文化貿易および自国ブランドを発展させる。満洲里、綏芬河、瑞麗、東興の重点開発試験区の経験を参考にし、国境経済協力区、クロスボーダー経済協力区の建設、国際貿易集散地、国境貿易市場の建設を検討する。現代化物流産業群を建設し、国際金融協力を強化する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年4月1日
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