中国国家外匯管理局(外匯局)が3月31日発表したデータによると、2013年末現在、中国の対外債務残高は5兆2625億元となっている。1日付中国証券報が伝えた。
償還期間別では、中長期外債残高は1兆1373億元、短期外債残高は4兆1252億元だった。短期外債のうち、企業間貿易信用残高と銀行の貿易関連融資はそれぞれ49.73%、21.08%を占め、二者の合計額は短期外債(余剰期限)残高の70.81%を占めた。
外匯局は、「これら貿易関連の外債が一般外債とは大きく異なっており、中国の対外貿易・外貨準備と比べて規模が小さく、短期外債のリスクは基本的に制御可能なものである」と指摘する。
「中国証券報」より 2014年4月1日