中国は現在、改革の全面的深化と開放拡大という重要な時期に入っているのに伴い、金融先物市場も重要な発展の段階に到達している。3日付中国証券報が伝えた。
中国政府関係部門は、今後市場ニーズにピントを合わせ、株価指数先物と国債先物という2つの金融商品を着実に発展させると同時に、時期を見計らって権益、金利、為替レート関連の金融先物商品を打ち出し、金融による実体経済支援の度合いを一層高める計画である。そして、派生商品市場の発展に力を入れ、多層的資本市場の確立に努める方針である。
業界筋は、「株価指数先物と国債先物は、国内でたった2つの金融先物商品として、取引開始以来A株市場の安定化、市場における非理性的な動きによるリスクの軽減で積極的な役割を果たしてきた」と話す。
「中国証券報」より 2014年4月3日