(5)新たな価値創造:信用格付けシステムの改革
大公国際資信評価有限公司の関建中董事長は、「現行の国際格付けシステムには不備がある」と指摘し、「格付けシステムを主導する格付け機関が明らかに主権的な性格を持っている。格付け基準が世界で一致しておらず、格付け情報が流動しにくい。単一的な格付けシステムで、格付け技術や基準に解決困難な不備が存在する」と例をあげる。
国際信用格付けシステムの多元化と公平性をいかに模索するか、格付け結果をいかに実際の水準により近づけるか、新興発展途上国の利益をいかに体現するか、格付け機関をいかに有効に監督管理するか?といったことがフォーラムで討論される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年4月9日