サウジアラビア基礎産業公社のムハンマド・アルマディ最高経営責任者(CEO)によると、サウジの経済社会の発展は石油の収益による部分が大きいが、経済の多様化も非常に重要だという。
シンガポールのゴー・チョクトン名誉上級相によると、ほとんどの人が中国経済の安定した発展ぶりに注目し、東南アジア諸国連合(ASEAN)の経済にはあまり注目が集まっていない。今後2年間のASEANの見通しはまずまずで、欧州経済が継続的に落ち込むということがなければ、米国と同じように回復に転じるとみられる。中国の経済成長が好調であれば、ASEANも好調になるという。
アジア銀行駐タイ代表処の首席代表によると、アジアの経済成長の見通しではリスクが低下し、リスク自体も抑制が可能なものになった。米国の量的緩和をはじめとする通貨政策の調整が金融市場に衝撃を与える可能性があるが、そのマイナス影響は欧州などのより温和で積極的な通貨政策によって相殺される見込みという。
アジア開発銀行は今月1日に発表した「アジア経済見通し2014年版」で、アジアの発展では経済が緩やかな成長を続け、経済成長率は13年の6.1%が14年は6.2%になり、15年はさらに6.4%になるとの見通しを示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年4月10日