ボアオアジアフォーラム2014年年次総会が全日程を終え、11日夜、閉幕しました。
同フォーラムの周文重事務局長によりますと、各国の閣僚や団体の責任者が約80人、多国籍企業のトップ管理層約150人を含む、52の国と地区からの約1700人が会議に参加しました。
周秘書長は、会期中に開かれた68回の各種会議では、構造の転換や技術の転換、資源・エネルギーなど多くのアプローチから、アジアの持続可能な発展を議論し、以下のことにおいてイノベーションが見られたとしています。
① トピックスを政治と安全保障分野に初めて広げたこと。
② 経済と貿易協力の推進に向け、企業家交流の場を整えたこと。
③ 企業の代表が中国でのビジネス展開をスムーズに展開していくよう、省長・市長とCEOや、閣僚とCEOとの対話の場などを開いたこと。
④ アジア青年オブザーバー円卓会議を開設したこと。
今回の年次総会はメディアに多く取り上げられ、これまでの報道は、テレビニュース182本、新聞記事1779本、ネット配信12375本、ミニブログでの書き込みが27412回に達したということです。
このほか、今年9月にアメリカで開かれるエネルギー・資源持続可能な発展に関する会議、10月にドバイで行われるアジア金融協力会議など、「アジアの新しい未来」をめぐり各種専門的なフォーラムが引き続き行われていくということです。(Yan、山下)
「中国国際放送局 日本語版」より 2014年4月12日