▽娯楽:海外のゲーム機が年内にも発売へ
上海自由貿易区に入居した中国のニューメディア企業・百視通公司はこのほど開催した業績説明会で、「当社とマイクロソフトの提携による『家庭用ゲーム・エンターテイメント』プロジェクトは、年内の商品販売を目指している」と語った。
マイクロソフト社のゲーム機「Xbox」は、両社の提携の重点となると見られている。国務院弁公庁は今年年初に、外資系企業が自由貿易区内でゲーム設備の生産および販売を行うことを許可するという通達を行った。これにより、13年あまりにわたる中国の海外ゲーム機販売禁止令が正式に解かれたことになる。
百視通の陶鳴総裁は「当社は現在マイクロソフトと交渉を進め、プラットフォームの建設、ゲームの翻訳、中国語音声識別といった各準備作業を進めている。これまで中国ではゲーム機の販売が規制されていたため、多くの人がネットゲームを遊んでいた。XBoxをキャリアとし、従来のテレビに全く新しい機能を付加することで生まれるエンターテイメントの空間は非常に大きい。XBoxの販売規模は、コピー版のセットトップボックスやローエンドのセットトップボックスよりも大きいと予想される。コンテンツ面では、太極拳などの中国伝統文化を取り入れたゲームを開発する構想がある」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年4月16日