3 淡水化した海水の供給量は?
曹妃甸区副区長、曹妃甸工業区管理委員会副主任の張貴宝氏は、「北京への淡水供給プロジェクトは事前準備を実施している。設計上は、1日当たりの海水淡水化は100万トンに達する。北京・天津・河北一体化が加速されるに伴い、プロジェクトの推進も加速される」と語った。
王氏は、「日産100万トンとは、通年の供給量が3億㎥を超えることを意味し、現在の北京の約10%の使用量に達する。今後さらに北京の需要に応じ、日産300万トンの海水淡水化プロジェクトを建設する。北京に毎年供給される淡水は、10億㎥以上に達する」と述べた。
記者は取材当日、生産されたばかりの「製品」を試飲した。淡水化後の海水は苦味がまったくなく透明で、見た目は一般的なミネラルウォーターと変わりない。舌触りがよく、ほのかな甘みが感じられるほどだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年4月24日