中国では、政府の新エネルギー車普及政策の推進に伴い、電気自動車充電ステーションなどの関連基盤施設の建設が加速化する様相を呈している。9日付中国証券報が伝えた。
米電気自動車(EV)メーカーのテスラ・モーターズのイーロン・マスク会長兼CEOが先般、中国の高速道路休憩所・レストランを経営している会社と電気自動車充電ステーションの建設について交渉を進めていることを明らかにした。これとはほかに、国家電網公司も3本の高速道路における電気自動車充電ステーション建設の計画を前倒しで実施すると発表した。
業界筋は、「電気自動車充電ステーション建設の加速化により、中国一線都市における新エネルギー車普及計画の進行も予想より速まる見通しだ」と話す。
「中国証券報」より 2014年5月9日