5月8日、河北省唐山海港経済開発区を投資先とする北京市の産業移転関連の13のプロジェクトの調印式が行われた。これらプロジェクトの投資総額は300億元に上る。これとはほかに、河北省曹妃甸も港湾の優位性を拠り所に北京市と天津市の産業移転の受け入れに着手している。12日付中国証券報が伝えた。
業界関係者は、「北京市と天津市の産業移転を受け入れる上で、港湾は大きな優位性となる」と指摘する。
近ごろ、河北省では、京津冀(北京市、天津市、河北省)一体化発展をめぐる動きが活発化している。北京市と天津市の産業移転を受け入れるため、河北省政府と各地方はさまざまな施策を講じている。今後、政策の本格的な実施に伴い、北京市と天津市から河北省への産業移転はが加速する見込みである。
「中国証券報」より 2014年5月12日