中国の自動車関連のエコロジー市場に外資系企業が寄せる波のように次々に名乗りを上げている。ドイツに本社を置く不織布大手のフロイデンベルグ社は、中国自動車産業の二酸化炭素(CO2)排出削減市場に焦点を定めている。同社アジア地区のウェンツェラー代表は8日に北京で、13年度は中国での売上高54億1200万元(約884億円)を目指すことを明らかにし、「われわれの製品には各産業向けのCO2の排出量を削減する技術、特に自動車に応用されるCO2低排出エネルギー供給システム(LESS)の技術が搭載されている」と述べた。中国新聞網が伝えた。
またウェンツェラー代表によると、中国エリアの業務の伸びは他地域を明らかに上回る。13年の中国エリアの売上高がグループ全体の売上高に占める割合は2%増加した。13年度の中国での売上高は13億元(約212億円)に達して前年比約33%増加し、中国エリアの従業員数は6305人になったという。