中国国家外匯管理局(外匯局)が発表したデータによると、4月の中国銀行業の為替決済における買い越し額が597億元で、9カ月連続の買い越しとなった。しかし、買い越し額が3月と比べて70%の大幅減となった。21日付中国証券報が伝えた。
4月の中国銀行業の為替決済における外貨購入額が9267億元、外貨売却額が8670億元で、外貨購入額から外貨売却額を差し引いた買い越し額は597億元だった。これで、2013年8月以来中国銀行業の為替決済における買い越しが9カ月間続いた。ただ、1月―3月の買い越し額がそれぞれ4475億元、2796億元、2465億元だったことから、買い越し額が3カ月連続で縮小していることが分かる。しかも、4月の買い越し額が3月と比べて70%の大幅減となり、縮小傾向が目立っている。
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