張秘書長は次のように話す。京津冀の一体化が共同での発展を実現しようとするなら、大気汚染という突出した問題の解決が必須だ。2013年の全国十大汚染都市のうち、7つが京津冀地域の都市だった。これはつまり、京津冀地域が発展の黄金期にさしかかりながら、大気環境の汚染により企業や機関や人材がこの地域を離れざるを得ない状況が生まれているということだ。そこで生態文明の建設と大気環境の汚染対策が京津冀がさらなる発展を遂げる上でのカギになる。
馬氏は各地方が独りよがりに陥ることを防ぐという点に言及した。独りよがりに陥ることを防ぐというのは、各地方の政府関係者に自分たちの地方の利益を考えさせないということではない。北京の役人が北京のことを考えず、河北省のことを考えるなら、中国共産党中央組織部はこれに異議を申し立てる。独りよがりを防ぐという目標を実現するためのカギは、行政区画の調整と公共サービスの一体化にある。