また馬氏は次のように強調する。一体化というのは、平らにならすということだ。京津冀を平らにならそうとすれば、河北省を引き上げることが必要になる。よって河北省の発展こそが京津冀地域が真に一体化を実現できるかどうかのカギになる。
同報告会では、京津冀の一体化が不動産価格に及ぼす影響にも参加者の関心が集まった。張秘書長によれば、一体化が成果を上げれば、北京の不動産は必ず値下がりして、より合理的なものになると指摘する。
また馬氏は次のように指摘する。今、未来の住宅の増加も含む不動産の需給を踏まえて考えると、不動産が落ち着く日の到来はカウントダウンの状態に入った。長期的にみて、京津冀の一体化が北京周辺の不動産価格を救済できない可能性もあるが、一体化が順調に進めば、北京の不動産があれほど高額である理由はなくなる。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年5月29日