ハード環境の他に、投資のソフト環境も改善されている。広西チワン族自治区商務庁はポータルサイト、対外向けの経済クレームサービスセンターを開設した。また、外資系企業による投資の行政審査サービスを全面的に加速し、70%以上の投資プロジェクトの審査・許可が1営業日で完了するようになった。その他の手続きも5営業日に短縮された。
投資環境の改善は、多くの外資系企業の注目を集めている。ロイヤル・ダッチ・シェルは2009年、西安市と陝西省の2社と、投資総額1億4000万ドルに達する契約を結び、中国の現代サービス業に6600万ドルを投じることを決定した。シンガポールで上場する海皇集団傘下の美皇集団も、上海の事業を重慶両江新区に移転し、現地でグローバルサービスセンターを建設する予定だ。
中国税関総署報道官、総合統計司長の鄭躍声氏は、「今年1−4月、広東省、江蘇省など7地域の輸出入に占める比率が低下し、中西部地区の輸出が活況を呈した。甘粛省の輸出額は73.6%増、重慶市は62.2%増、陝西省は40.9%増、雲南省は40.6%増、広西チワン族自治区は36.6%増となった」と発表した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年6月16日