中国証券報の記者が入手した情報によると、民生銀行、興業銀行、招商銀行、寧波銀行は16日、中国の中央銀行である中国人民銀行による預金準備率の50ベーシスポイント引き下げを確認した。17日付中国証券報が伝えた。
中国人民銀行は16日にミニブログで、「預金準備率引き下げの対象金融機関の範囲は拡大されていない。三農(農村・農業・農民)及び小企業・零細企業関連の貸付が一定の比率に達している商業銀行がその範囲で、国有商業銀行、株式制商業銀行、都市商業銀行、農村商業銀行などの金融機関が含まれる(4月25日に預金準備率を引き下げた金融機関を除く)」と発表した。
中国人民銀行は6月9日、6月16日より、プルーデンス監督管理基準に合致し、かつ三農(農村・農業・農民)及び零細企業向け貸付が一定の比率に達している商業銀行(4月25日に預金準備率を引き下げた金融機関を除く)の人民元建て預金準備率を0.5ポイント引き下げると表明した。
「中国証券報」より 2014年6月17日