サッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会の開催による需要増加にけん引され、2014年の中国のカラーテレビの輸出が好転した。18日付中国証券報が伝えた。
中国の家電分野専門調査会社・奥維咨詢が発表した報告書によると、今回のW杯の開幕までに、国内市場でW杯ムードが盛り上がっただけでなく、海外消費者からのW杯関連製品の需要も非常に旺盛だった。
2014年第1四半期、国内六大カラーテレビ・メーカーの輸出台数が合計で380万台に達し、前年同期比で51%の大幅増となり、2014年上半期の輸出台数が880万台を上回り、同38%増となる見込みである。
「中国証券報」より 2014年6月18日