外交学院国際関係研究所の周永生教授によると、青島と日本は海を隔てて隣り合っており、優遇政策を通じて日本からの投資を呼びこむことは、双方の経済・金融・技術などの面での交流・協力を強化し、中日間の経済・貿易の高速発展を促し、中日貿易額のさらなる下降を食い止める措置となる。
2013年、中国のGDPは日本の2倍近くに達した。業界関係者によると、発展を続ける中国はビジネスチャンスと可能性にあふれており、低迷する日本経済に対して高い相互補完性と推進力を持っている。
中国は日本最大の貿易相手であり、最大の輸入相手国でもある。経済・貿易協力や人員交流の高まりによって、1996年を転換点として、中国経済に対する日本の依存度はますます高まっている。
全面的な改革深化の初年度にある中国は、経済構造と発展方式のさらなる調整と転換の時期を迎えている。2014年は、中国のGDPが10兆ドルの大台を超える歴史的な年となる。