6月28日に北京で発表された研究報告書「シルクロード経済ベルト建設:展望とルート」によると、シルクロード経済ベルトの建設は、3段階の戦略の実施が検討されている。2049年にはほぼ形が整う見込みだ。中国新聞網が伝えた。
報告書は、中国人民大学主催・中国人民大学重陽金融研究院実施の「シルクロード経済ベルト12カ国シンクタンクフォーラム」で発表された。中国のシンクタンクによるシルクロード経済ベルトの研究報告は、習近平国家主席の2013年の構想打ち出し以来初めてとなる。
報告書では、経済ベルト建設の戦略が、現在から2016年までの「戦略動員期」、2016年から2021年までの「戦略計画期」、2021年から2049年までの「戦略実施期」に分けられた。