政府はネガティブリストに経済開放を禁じる内容を明記し、リスト外の業界・分野・経済活動はすべて許可されることになる。外資への内国民待遇、最恵国待遇に合致しない管理措置、業績や高官への要求等に関する管理措置は、リストに明記されなければならない。
ケリー国務長官、ルー財務長官は「市場参入」を、成果のキーワードとした。
ケリー国務長官は、「米国は中国企業による投資を歓迎し、投資家に対して開放的な投資環境を約束する」と発言した。
ルー財務長官は、「米国の外国投資委員会(CFIUS)が審査する外国投資プロジェクトには、同等の規則と基準を適用する。また中国側と、外国投資審査の概念について意思疎通する」と表明した。
メディアは、「米国にとって、中国市場(特にサービス市場)は開けられないクルミのようなものだが、BITは中国の門を開く可能性がある。中国がBITの協議に取り組むのは、民間用ハイテク製品の対中輸出を緩和する確かな措置を講じさせ、中国企業の対米投資に公平な競争環境を提供するためだ」と報じた。