中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は10日、「金利の自由化は2年以内に実現するだろう」と述べた。11日付中国証券報が伝えた。
周総裁は、金利の自由化の見通しについて、「(人民銀行は)自由化のタイムスケジュール表を持っているが、内外の経済情勢に影響されることもありうる。われわれは基本的に、2年以内に自由化の実現はできると見ている」と述べた。
金利の誘導手段については、周総裁は「短・中期の金融政策手段が中心になるだろう」として、すでに2―3種類の政策手段を用意して、その準備に入っていることを明らかにした。
「中国証券報」より 2014年7月11日