沈報道官は、「外資系企業の中国での発展には引き続き商機が充ち満ちている。今年の全国の外資利用状況は安定的な伸びを維持しており、今後は外資利用の水準が一層向上し、外資構造がさらに最適化に向かうことが予想される」と述べた。
1-6月の国内投資家による海外への直接投資は累計433億4千万ドル(約4兆4094億円)で、人民元に換算すると2660億5千万元となり、同5%減少した。
沈報道官は対外投資の伸びが低下したことについて、「情勢から考えて、これは主に中国の対外投資がグローバル経済の変動、国際資本の流動の大きな浮き沈み、国際投資保護主義が台頭してきた影響を受けたことが原因だ。将来の中国の対外投資の伸びがやや鈍化しても、それは正常な調整だ」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年7月16日