先週、上海・深セン両証券取引所の中国A株主要銘柄で構成するインデックスへの連動を目指すETF(指数連動型投信)、「南方A50」への資金流入が大幅に増加した。21日付中国証券報が伝えた。
中国最大の金融経済情報ベンダーのWindが、RQFII(人民元適格外国機関投資家)―ETFに関して調べた。それによると、先週1週間で1億4100万口の純増、7月1日から18日までの累計では7億500口の純増となった。
また上海・深セン両取引所が発表したデータによると、ETFの信用買い・信用売りの額は過去最高を更新。7月17日時点での両市場の同信用買い残は先週に比べて10億元(約163億円)増加し、422億7700万元。同信用売り残は3億4200万口となった。
「中国証券報」より 2014年7月21日