中国紡績業企業が新規事業でモデルチェンジを図ろうとしている。22日付中国証券報が伝えた。
21日までに発表された中国上場紡績会社53社の中間決算予想によると、半数以上が好決算を見込んでいる。ただ全体的な傾向としては、消費の低迷や電子商取引のブームの影響を受けて業界の利益は第1四半期以降弱含みの傾向。
あるアナリストは、「消費の低迷が続く中、紡績業の業績は予想通りかややそれを下回っている」と指摘した上で、一部の企業が新事業による利益獲得に動いている現状についても報告。例として、森馬服飾が関連会社に1億元を出資して、子ども教育研修事業に乗り出したことを挙げた。
「中国証券報」より 2014年7月22日