毎年世界の長者番付を発表することで有名な米経済誌「フォーブス」がこのほど身売りすることになった。買収するのは設立から日の浅い香港の財団・本匯鯨媒体投資有限公司で、主な出資者は中国の2人の事業家だ。「京華時報」が伝えた。
フォーブス誌の親会社フォーブス・メディアは現地時間の今月18日、株式の多数を売却し、これによってグローバル業務の発展を加速させる考えであることを明らかにした。取引の詳細は明らかにされていないが、ロイター社は情報通の話を踏まえて、買収額は4億7500万ドル(約480億円)で、取引は年内に完了する見込みと報じた。
フォーブス・メディアは現地時間の18日、香港の本匯鯨媒体投資有限公司に株式の大多数を売却することに同意したと発表。スティーブ・フォーブス会長は「大多数」とはどんな意味かとの問いに、「私にとって、大多数とは『51%以上』を意味する」と答えた。
フォーブス・メディアの傘下には、「フォーブス」、「フォーブス・アジア版」、「フォーブス・ライフ」の3誌と各誌のサイトがある。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年7月22日