「海洋強国建設」戦略の実施を促進し、『全国海洋経済発展第12次五カ年計画』の「海洋経済観測・評価の強化」の要求を貫徹するため、国家海洋情報センター、新華(青島)国際海洋諮問センター、国家金融情報センター指数研究院が中国海洋発展指数を共同開発した。同指数は中国の海洋経済・海洋事業の発展水準、国家海洋マクロ政策の方針を全面的かつ客観的に反映し、海洋経済発展方式のモデルチェンジを促し、全国民の海洋の意識を高める。
中国海洋発展指数(ODI)は、一定期間の中国海洋経済・海洋事業全体の発展水準を量化し評価するもので、2010年をベースとする(基準値は100)。ODIは、経済発展、社会・国民生活、資源支援、環境・生態、科技革新、管理・保障の6項目に分かれ、計35の指標が設けられた。データは主に国家海洋局、国家統計局、業界主管部門から提供される。
データによると、中国海洋経済・海洋事業の発展が順調で、2013年のODIは115.5となり、前年比5.5ポイント上昇となった。2010−2013年の平均上昇率は4.9%。