金融市場の流動性が複数の要因によって正常な引き締め状態にある中、中国人民銀行(中央銀行)は22日、再びレポ取引(売りオペによる資金吸収)を見送った。「金融の適度な緩和」のスタンスに変更がないことを示している。23日付中国証券報が伝えた。
ある機関投資家は、「安定成長や社会融資コストの低下という観点から見て、流動性の確保は今後長い時期における金融政策の基本スタンスになるだろう。国債の金利低下が続いており、バリュエーションから見ても債券価格は上昇する」との見方を示した。
「中国証券報」より 2014年7月23日