経済発展面で、中国海洋経済は構造調整と質向上の重要な段階に入っている。海洋経済の成長率が緩やかになり、海洋経済・産業構造が合理化し、発展の質が安定的に向上した。ODIの経済発展サブ指数は2013年に115.3となり、前年比で5.0ポイント上昇した。同サブ指数の2010−2013年の平均上昇率は4.9%。そのうち海洋サービス業が急成長し、新興海洋産業が力強い流れを維持した。海洋労働生産性が安定的に上昇した。
社会・国民生活面で、沿岸部の社会・国民生活の改善に対する海洋の貢献度が顕著だった。ODIの社会・国民生活サブ指数は2013年に122.1で指数全体を大きく上回り、前年比7.8ポイント上昇となった。同サブ指数の2010−2013年の平均上昇率は6.9%。
資源支援面で、中国の海洋資源の開発は、伝統的な海洋空間資源、漁業資源、鉱産物資源などの分野で安定的な発展を維持した。海洋生物資源、海水資源、海洋再生可能エネルギーの開発・利用は、急成長の段階に入っている。ODIの資源支援サブ指数は2013年に126.0となり、前年比11.0ポイント上昇となった。同サブ指数の2010−2013年の平均上昇率は8.0%。