産業別にみると、1-6月には採鉱業の利益が3400億5千万元(約5兆5963億円)で同14.6%減少し、製造業は2兆3010億8千万元(約37兆8697億円)で同15.6%増加し、電力・熱・ガス・水生産・供給産業は2238億5千万元(約3兆6839億円)で同22.3%増加した。
1-6月の利益を中国産業分類の工業41産業別にみると、35産業が前年同期比増加し、1産業が前年同期の水準を保ち、5産業が前年同期比減少した。主要産業の利益増加の状況は次の通り。農業副食品加工産業は同4.8%増加、繊維産業は同10%増加、石油化工・製錬および核燃料加工産業は1.2倍増加、化学原料・化学製品製造業は同10.4%増加、非金属鉱物製品産業は同19.3%増加、黒色金属精錬・圧延加工産業は同17.1%増加、有色金属精錬・圧延加工産業は同6.1%増加、汎用設備製造業は同13.5%増加、専用設備製造業は同3.8%増加、自動車製造業は同29.1%増加、電気機械・器具製造業は同23.5%増加、コンピューター・通信・その他の電子設備製造業は同24.1%増加、電力・熱・エネルギー・水生産・供給産業は同24.1%増加、石炭採掘・洗浄産業は同43.9%減少、石油・天然ガス採掘産業は同2.3%減少。
1-6月の一定規模以上の工業企業の主業務の売上高は51兆4497億8千万元(約846兆5050億円)に達して同8.6%増加し、主業務のコストは44兆2139億8千万元(約727兆4542億円)で同9%増加した。