中国の電子商取引最大手、阿里巴巴集団(アリババグループ)はこのほど、米ゲーム会社Kabamに1億2000万米ドルの戦略的投資を行うと共に、中国モバイルゲーム分野での提携について同社と合意したことを明らかにした。5日付中国証券報が伝えた。
アリババは米国でのIPO資金を海外市場に振り向けることを公約に掲げており、同市場はアリババにとって投資・M&Aの重要な市場になっている。
アナリストによれば、アリババの事業拡大は膨大なユーザー数とビッグデータを支えられており、今後は、クラウドコンピューティング・物流・スマートホームなどの分野でさらに活発な動きが見られそうだ。
「中国証券報」より 2014年8月5日