先般開催された2014年中国人民銀行(中央銀行)支店長座談会で、人民銀行幹部は「中央銀行は下半期に、金融政策の安定性を維持すると同時に、引き続き特定分野に照準した金融緩和を実施し、経済の発展を後押しする方針である」と強調した。7日付中国証券報が伝えた。
下半期の国全体のマクロ調整と改革における課題はなお重いものである。経済の発展を後押しするため、金融政策の安定性を維持しつつ特定分野に照準した金融緩和を継続して実施していくことが不可欠である。
したがって、中央銀行は金融分野による実体経済支援の一環として、特定分野に照準した金融緩和を強化していく。特に「三農(農業・農村・農民)」と小企業・零細企業向けの金融緩和を拡大し、企業融資コストの軽減につながる諸般の措置を着実に打ち出し、経済の持続可能で安定的な発展の促進に努める。
「中国証券報」より 2014年8月7日