中興通訊株式有限会社(ZTE、以下中興通訊)は8月21日、2014年の中間決算報告を発表。中国における第4世代移動通信(4G)建設の全面的展開の恩恵を受け、営業収入に占める4G関連収入のウェートが上がり、会社全体の粗利益率と粗利益総額がいずれも大幅に上昇した。21日付中国証券報が伝えた。
上半期の中興通訊全体の営業収入は前年同期比0.51%増で376億9700万元を実現。純利益が同263.92%増の11億2800万元に達した。
中国4G建設の持続的展開と会社によるルーター、チップ等分野における戦略的投資が回収時期に突入するということが呼び水で、2014年1―9月の株主に帰属する純益が17―19億元に達し、前年比208.19%―244.45%増になる、と中興通訊は見ている。
「中国証券報」より 2014年8月21日