金融革新で企業の資金調達ルートを広げることが重要

金融革新で企業の資金調達ルートを広げることが重要。

タグ: 中国企業

発信時間: 2014-08-22 16:21:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

深セン前海地区の金融革新、経済のモデルチェンジ・グレードアップの促進をテーマに8月20日に開かれたフォーラムにおいて、深セン証券監督管理局の関係者は、「深セン証券公司などの市場機関も中小企業のニーズに基づき、中小企業私募債、証券会社小額融資プラットフォームなど、一連のスムーズで便利な資金調達サービスルートを設置している」と表明した。深セン証券公司が私募債発行を担当する中小企業は60数社に達し、約100億元規模となっている。創業への資金提供について、深セン市は8000社以上のベンチャーキャピタル(VC)を育成・集約し、4000億元以上の資産を管理している。深セン市のVCは、全国で最も活発に事業を展開している。深セン市のVCが投資する中小企業の数はすでに3500社以上に達しており、400社以上の上場企業を育成した。これは深セン市、さらに全国の中小企業の創業初期の発展に、重要な力をもたらした。

成長・成熟の段階にある企業のさらなる発展の需要を巡り、中信証券、国信証券など一部の市場機関は単独もしくは上場企業との協力により、40余りのM&Aファンドを設立している。この新しいM&A支援体制を通じ、深セン市の企業が産業チェーン全体の質の高い資源を生むよう促している。また多くの証券会社は海外に専門的な支社・支店を設置し、深セン市の企業の海外進出、海外の技術・資産の買収、事業発展に良質のサービスを提供している。

資産証券化商品の革新と飛躍も、中小企業の資金調達難という問題に、新しい発想を提供している。深セン証券取引所の関係者は、「アリババが2013年、小口貸出の資産証券化商品を発売したことに続き、2014年に入ってから資産証券化商品をバラック密集区の改造、重大設備ファイナンスリース、融資資産証券化に積極的に活用しており、重点領域と脆弱な分野に革新型資金調達サービスを提供している」と述べた。

「中国証券報」より 2014年8月22日

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