これまでゲーム市場は男性ゲーマーが中心とされてきたが、モバイルゲームが市場の大半のシェアを占めるようになり、かつての「常識」に変化が生じた可能性がある。モバイルアプリ分析のFlurryがこのほど発表した研究結果によると、若い女性がモバイルゲーム市場の主流になっている。8月18日付の台湾紙・科技新報が伝えた。
Flurryの調査によると、女性がモバイルゲームに費やす時間は男性よりも長く、費やすお金も男性を上回っている。ゲームに対する忠誠心も男性より長く続く。平均すると、女性がモバイルゲームに費やす時間は男性を35%上回り、費やすお金も31%上回る。7日内に同じゲームで遊んでいる女性は、男性より42%多い。
女性はどのようなジャンルを好むのだろうか?iOSの19種類のジャンルのうち、女性のプレイ時間が男性を上回るのは、シミュレーション、トランプゲーム、ルーレット、ポーカー、落ちゲー、ビンゴゲームなどとなっている。男性のプレイ時間が女性を上回るのは、カードゲーム、戦略、砦の防御、スポーツ、シューティング、RPGなどとなっている。これでどのようなゲームを開発すべきかがよく分かっただろう。