中国石油化工(シノペック)は、中国国有石油大手3社の中で最初に中間決算を発表した。発表によると、同社の上半期の売上高は前年同期比4.2%減の1兆3561億元となった。株主に帰属する純利益は同6.8%増の314億3000万元。役員会は同時に、中間配当として1株当たり0.09元を分配するよう提案した。25日付中国証券報が伝えた。
業界関係者は、「中国石油化工の業績は基本的に予想通りであるが、企業改革の面で予想外の進展がありうる」と指摘する。中国石油化工販売会社がどの提携先を選択するかなどについて、今週末に開かれる中間決算報告会で明らかになるという。
「中国証券報」より 2014年8月25日