国家情報センターのチーフエコノミストを務める範剣平氏はこのほど、「モバイルインターネット・財産とアイデアの極限――2014資本市場・インターネット金融•財産管理国際フォーラム、北京・天津・河北第1回投融資大会」で、「ニューノーマルの段階に入った中国経済の成長率は7%でもありうるし、6%から7%との間でもありうる。どの水準となるかを決めるのは最終的には市場だが、多くの人がいうような5%以下までの落ち込みはありえない」と語った。
範氏によると、中国にとっての未来の新たな成長分野は、政府の計画ではなく市場の実践によって生まれる。「中国のニューノーマルにおける成長率がどのくらいとなるかと多くの人が関心を持っているが、今はまだ結論を出すことはできない。中国の不動産市場の調整局面がまだ終わっていないのに中国経済にはっきりとした見通しを持つのは早急だ」