中国インターネット検索最大手の百度の「百度世界大会」が、9月3日に開かれた。李彦宏会長は、百度をすべての伝統的な企業に開放し、企業向けサービス「直達号」の普及に尽力し、これを伝統的な企業取引のモバイルネットワーク化実現のソリューションプランにすると発表した。4日付中国証券報が伝えた。
生活サービスは、百度の「直達号」が最も早く進出する分野になると見られる。2013年の全国の外食産業の売上高が2兆5000億元に達し、オフライン生活サービス市場が巨大なものだが、同年のオンライン外食市場の規模はわずかその2.5%だった。百度の劉駿副総裁は、「オンライン外食産業は年平均85%以上の成長率を示している。これは巨大な規模を持つオフライン生活サービスが、オンラインに急速に移行していることを意味する」と話す。
「中国証券報」より 2014年9月4日